On y va!

今日はフランス映画。

ベティの小さな秘密

もっとほのぼのとした陽性の作品かと思っていたら、ある少女が大人へ近づくイニシエーションがテーマの作品であった。フランス、カンパーニュの美しく情緒的な風景と少女の赤いコート、意志の強そうな瞳が目に焼き付いている。あとバンジャマン。以下萌え言。バンジャマンとは少女が出会う精神疾患を持った青年を演じる役者さんであるが、これがねえ。うへへへへ。私のストライク・ゾーンど真ん中を行く人なのだ。誰も訊いちゃいないと思うが、私の顔のタイプは日本人と欧米人のそれで大きく異なっていて、兎に角甘い顔が好き*1。透明感がある色素の薄い感じで、髪は栗色かブロンド、瞳の色はライトブルー。くりっとしていて垂れていたらマッチベター!と、自分の顔面レヴェルとは凡そかけ離れたハードルの高さである。そんなバンジャマンと出会ってしまった。フランス語のもにょもにょっとした響きも心地良い。

ほとんどこの作品の参考にはならない感想を垂れ流して終わる*2。そうだ。彼のことをさっくり調べたら、ベルギーでは舞台と短編映画をメインの活動にしていらっしゃった模様。今年の活動履歴は無い。うん、私が好きになる様な人ってこんなもん。

*1:日本人のタイプはあっさりさっぱりしたお顔。まあ云うまでも無い。

*2:もう少し付け加えると、イニシエーションがテーマだけあって少女は仄かに女性性を増して来る。一番印象深いシーンは、真夜中の三叉路での別れ。一つに結っていた髪をばさりとほどく。想い出に取っておいてと髪留めを託す。秀逸。母の様な、最早完全なる一人の女であった。