非オブジェクティブ

昨日は吉祥寺はバウスシアターで映画を観て、ペパカフェで夕飯を食べた。猫が居た。

グーグーだって猫である

吉祥寺は転勤族だった私にとって唯一地元と呼べる場所。思い入れはある。そう云えば、先日見た「歓喜の歌」は大樽という名の小樽が舞台であった。あれは作り手の小樽の街に対する思いが画面いっぱいに溢れていて、それだけでも凄く好感が持てた。今回はどうかなあ。大島先生が何故24年もの間吉祥寺に住んでいたのか、という愛着がスクリーンからはあまり感じられなかったかなあ*1。勿論、それだけが作品の焦点ではない筈だが。うーん、断片的な印象しか残っていない。残念すぎる、私。

  • 伊勢丹の紙袋から顔を覗かせるグーグー、これに萌えずして何に萌えろと
  • ご近所にお住まいの楳図先生と鷲尾さん、どさくさに角川のCEO
  • 拙者ムニエルの村上さんはボーダーを着ていなかった
  • 吉祥寺には止まらない中央特快
  • 片言の死神
  • ドスガトス Dos Gatos=二匹の猫

*1:監督は法政のご出身のようだから、武蔵野を知らない方ではないと思うのだが。タウンガイドみたいな説明台詞よりも情緒的な映像と描写で見たかったよ。吉祥寺。或いは、「吉祥寺には可愛い女の子がいっぱい」という台詞が監督の吉祥寺観の全てなのだろうか。