エイチピー消耗

闇の子供たち

私にはこの映画が良い、悪いという二元論で語る力は持ち合わせていない*1。ただ一見に値する作品だとは思う。元々映画を観るとその作品が発するパワーに飲まれる体質なのだが、今回は特に酷かった。終始、みぞおちの辺りに痛みを感じていた気がする。そして今も子供の顔が目の前をチラついて仕様がない。

うーん。考えがまとまらない。最終面接に落とされたとかゆうカウンターパンチを喰らったからかもしれんな。しかしかと云って、日を改めてまた何かこれに関してアウトプットしたいかというとそういう類の作品でもない。はあ。考えることを放棄したら人間としての営みを放棄することになるのだろうが、今日はもう疲れたよ。

*1:勿論、買春や臓器売買は絶対的に悪なのだがそれだけでは語り切れない、と感じている。作中の言葉をアレンジすれば「在ることを描いただけ」ということになるのだろうか。