笛吹きの少年

金八で笛を吹いていた子の舞台を観てきた。口を滑らせて些細な好奇心で「行ってみる?」とお友達に云ったら、幕が上がって二日目にも係わらずあっさり当日券が取れてしまったんだもの。しかもお友達が。ほんとごめんなさいありがとう。空席を作るのは本意ではなかったものの、樋口を手放すのはもっと本意ではなかったが……まあご祝儀ということにしておく。差し引き1000円ぽっきり*1で恩を着せる、私。放っておいてくれ。
ああ、笛は吹いていなかった。残念ながら。

こんなんやってみました。

七編のオムニバス的なもの。コント、ショートフィルム、落語、朗読、詩とか色々な物に手を出されていたな。尺は80分弱。それを独りで引っ張ろうとした気概*2には素直に平伏するが、ご本人も感じておられるように課題は多かったかもしれない。まあ多く語らず*3というところで察していただきたいス。ひとつ教訓は、ああいった類の物は本当のファン以外が行ってはならぬということか。

*1:S席5000円、A席4000円。

*2:ご本人はもっとやりたがったご様子だったが。

*3:しかしここまで書くのに二時間。