シビレた

タイトルバック評的なもの。

魔王

震えるほどに恰好よかった。飽くことなく見てしまう。嵐の楽曲との相乗効果か、疾走感に溢れていて、恐らく本編もあのスピードで駆け抜けて行くのだろう。登場人物の切り取り方が私の好みというのもあるが、何より斗真には走っている姿がよく似合うと思う、本当に。どんどん走らせて欲しい。チーフディレクターは新さんだったはずだが、やはりファンタジーの系譜*1が脈々と受け継がれているのかのう。うろ覚えだが、確か新さんは金八第六シリーズソーラン節の回でディレクターデビューをして、「うたばん」から異動してきたその経験を活かしたいと仰っていた記憶があるのだが、その辺もひょっとしたら影響しているかもしれない。兎に角、恰好よかった。ちなみに、そのソーラン節も出色の出来だった。
本編に関しては、正直まだよく分からないというところ。ただ、斗真の役はめらめらと炎を滾らすエネルギーの塊りのような役で、演者さんは大変だろうと思う。大野さんは対して、氷の中に炎を抱く役だと感じているので、今後その氷が融け出して炎が顕わになる時がポイントだろうか。

個人的に「このタイトルバック恰好いい!」と思ったドラマは、後半で失速する*2印象があるのだがどうだろう。


≪追記≫
検索していたら、「名探偵コナン」のタイトルバックと作り方が似ている気がすると書いてらっしゃる方を見かけた。目からうろこ。

*1:元体育会系乙女の福澤組だもの。褒めてます。

*2:前クールの「おせん」然り、「ラスト・フレンズ」然り。