life.
蛮幽鬼
水曜日のソワレ。新橋演舞場。どきどきそわそわしたのは、会社を半日お休みしたことと、初めて足を踏み入れる劇場だったからだろうか。真四角の劇場、少し硬い椅子、ぶら下がった提燈、曖昧な笑顔の堺さん。初めて生でお目にかかる堺さんうっとり………、の予定だったのに殺陣になると、どうしても私の目は早乙女くんを追いかけていて、あれは、完全に役得だと思う。若いからキレもあるし、何よりも私はあの役が一番好きなんだな。悩みと矛盾を抱えた*1堺さんとは真反対の役。堺さんは気持ちがいいほどに迷いがない(ように見える)。人を殺めることでしか自分を存在させることが出来ない、本当は非道く可哀想な役なのだが、どうにも私は思いを寄せることが出来なかった。しょんぼり。でも一回しか観られなかったから、何度か観れば印象が違うのかも知れないけれど。
しかし、一緒に観た方は「堺さんはきらきら輝いていた」と。私もそう思う。舞台は堺さんの原点なんだろう。もっと観てみたい。
土曜日。久し振りの友人と新宿にて夕飯を食べる。思いも寄らない大病の告白に、非道く動揺した。元気な振りはしていたが、少し痩せていて、やっぱり滲み出る辛さは隠し切れていなくて。そんなことは絶対にないけれど、失うかもしれない微かな恐怖を、そう云えば、憶えている。今年二度目。失いたくないものは、しっかりと掌の中に収めておくようにってことなのか。
いやあ、私、テキストの書き方忘れてる。
*1:声にも湿度がある感じで、そこもいい。そして人が悩む姿は美しい、といつも思う。
復活?
もう七月も半ば。一ヶ月もお休みしてしまった。日記の書き方も忘れた。ついでに云うなら、かざまさんが空回り気味に頑張っていらしたというクイズ番組も見忘れた。見忘れた事実にすら、暫らく気が付いていなかったという体たらく。ピーシーがイカれていたのも、まあ、理由と云えば理由ではあるが、毎日が早過ぎるのだ。早過ぎて、自分の気持ちが全く追いついて行かない。そもそも、その己の気持ちがどこへ向かっているのかもよく解からん。
えー、何なんだろう。ジャニヲタしたいよう。今月の爪は夏の海岸*1。どんどんグリッターにエスカレートしてってる自覚はある。
*1:最初は夜空の天の川をイメージしていたのだが、職場の人の第一声が「海だね」だったので海で。